17日目 8月22日
朝起きたのが若干遅く、俺は朝飯を食わずにロバートと共にユースを出発。小雨の中を駅のバス乗り場へ向かう。そしてオーバーザルツブルク行きのバスに乗り、オーバーザルツブルクへ。そこでケールシュタインハウス行きのバスへ乗り換える。そんでもってやたらクネクネした山道をバスで登る。あたり一面が霧で全く何も見えない。そうこうしているうちに、終点に到着。
ケールシュタインハウスへの入り口(by俺) ここからトンネルに入ってエレベーターへ。 ケールシュタインハウスはあのヒトラーの別荘だったところで、戦後連合国軍に多少荒らされたが、今でもほとんど当時のまま残されている。上の写真の入り口からかなり長いトンネルを歩き、地下のエレベーターに乗って、山頂のケールシュタインハウスまで行くのである。ちなみにエレベーターのなかは真鍮でキンピカであった。で、山頂へ到着。エレベーターを降りるとそこはもう建物の中であったが、とりあえず外へ出てみる。ここはドイツ一といわれる景勝地であったはずであったのだが、いかんせんやはり霧でほとんど風景が見えなかった。 ケールシュタインハウス(by俺) その向こうには普段は雄大な景色が見えるらしい。 で、外をうろうろしていたがやはり寒すぎて(8度くらい)、中へ入ってみる。中はなんとレストランになっちゃっており、ロバートと共に、ムッソリーニがヒトラーの誕生日に贈ったといわれている暖炉がある部屋で、ケーキなんぞをいただいた。 そのほかにもヒトラーの愛人であったエヴァ・ブラウンの部屋だったといわれるとことかを見たりして、昼過ぎにまた駅まで戻る。 ここでロバートがケーニヒス湖に行きたいと言い出したので付いていく。ケーニヒス湖はこれまたドイツ一美しいといわれる湖で、方々を岸壁で囲まれており、船で渡ってセント・バートロメー寺院がある岸まで行ける。その行きの船の中で船員がトランペットで演奏を始めた。岸壁に反射しまくるらしく、ほんまにきれいな音が響いていた。それにしても水もきれいであった。 ケーニヒス湖の船着場付近(by俺) で、目的の岸へ到着し、何をしようかということになったっときロバートが「氷河を見に行ってみないか?」と言った。オッケーしたが、よくよく聞いてみると、一時間ほど山を登らねばならないらしい。そういうわけで、ひたすら山を上っていたのだが、途中から草むらの中を進み、さらに川も飛び越え、一時間歩いてようやく到着。氷河が残っているだけあってひたすら寒かったが、氷河で一服するというのもなかなかオツであった。 で、帰りは下りであるからかなりスピーディーに駆け下り、また船にのって戻る。バスで駅まで戻って駅の売店でケバブを買ってユースへ戻った。 この日はとにかく一日中歩きまくったので、夜はぐっすりであった。
by e79bis
| 2005-10-08 00:07
| ドイツ旅行
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自己紹介
名前:e79bis
年齢:貫禄の30過ぎ 職業:リーマン 出没場所:港区 ひとこと:超ウケる カテゴリ
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